田瀬法律事務所の日記

2014年1月20日 月曜日

昔の名前で出ています

昨年末、金銭スキャンダルで辞任した猪瀬前東京都知事の後任を選ぶ選挙(2月9日)まで残すところ3週間を切りました。
当初は舛添候補の大勝と思われていましたが、細川元首相が小泉元首相と反原発でタッグを組んで候補者として名乗りを挙げ、選挙戦は一転混沌としてきたような報道がなされています。
話はがらっと変りますが、当方の亡くなった父は年齢とともに趣味が変りました。
男女を問わず、そのような方は多いと思いますが、父の趣味は20代、30代の頃はオーディオ、40代、50代が釣り(海釣り)、60代以降はカラオケでした。
業務用カラオケ機材を買って、自宅でカラオケの練習をしていた光景を良く目にした記憶があります。
父が唄うのは、当然のことですが、昭和の演歌歌謡です。
そんな父が十八番(おはこ)としていた1曲が、小林旭が唄う「昔の名前で出ています」という曲でした。
石原裕次郎と並んで日本映画の全盛期を支え、歌手としても多くのヒット曲のある小林旭のこの曲は、カラオケの定番ソングで、中高年のカラオケファンで知らない人はいない曲です。
先日、細川元首相と小泉元首相のツーショットがニュース画面や新聞の一面に出た時、当方の頭になぜか、父が愛唱していたこの曲が流れました。
細川元首相は76歳、総理時代若く見えた小泉元首相も72歳ということです。
つまり元総理は明らかに過去の人であるにもかかわらず、過去の栄光を頼りに「夢よもう一度」と願っているように、当方の目には映ったのです。
お二人とも、一世を風靡した政治家で、特に自民党の独裁政権を打倒し、保守・中道の連立政権で首相になった細川元総理は、就任時に8割近い支持率を集め、日本国内は大変な細川フィーバーに涌いたという記憶があります。
小泉元首相も総理大臣在任中、安定して高い支持率を保ち、政治家が理想とする「余力を残しての退陣」を実現した希有な政治家です。
総理を辞め、政界を引退してから表舞台に殆ど出ることのなかった小泉元首相が昨年秋から急にマスコミに顔を出し、盛んに反原発を声高に主張しています。
それに呼応するかのように、政治家を引退して20年以上経ち、陶芸家として典型的な隠居生活を送っていたと思われる細川元首相の都知事選立候補には大変驚きました。
ただ、細川元首相、小泉元首相とも自然年齢は隠せず、正直言って「古色蒼然」という形容がぴったりです。
小泉元首相の演説、パフォーマンスの上手さで街頭演説には多くの聴衆が集まるかもしれませんが、当選は極めて厳しいと思います。
創価学会という非常に選挙に強い組織を持っている公明党が支持し、自民党支持者からもそれなりに票を集められる舛添候補の圧勝だと思います。
当方は社民党、共産党公認の宇都宮候補が降りて反原発票を一本化できれば、面白い勝負になると思っていましたが、仮に宇都宮候補が降りても、細川候補は舛添候補に届かないと思います。
細川元首相と小泉元首相のツーショット映像(写真)を見て、頭に「昔の名前で出ています」のメロディーが流れた40代以降の方は結構いたと思います。
そしてそのような方の多くが当方と同じ感想を持ったと思います。

投稿者 田瀬英敏法律事務所(恵比寿の弁護士)

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