田瀬法律事務所の日記

2013年8月29日 木曜日

飲食店での水のサービス

半年くらい前からランチで飲食店に行く度に気にすることがある。
それは、その店で出すサービスの水が直接水道水を使用しているかどうかという点である。
当方が小学生、中学生くらいのころは、ミネラルウォーターというのはホテルの超高級レストラン以外で口にすることは殆どなかった。
そのころは、コンビニがまだ発達しておらず、スーパーなどでもペットボトル入りの水は売っていなかった。
学校でも家でも喉が渇いて水を飲みたい場合は水道の蛇口にコップを近づけて、蛇口からコップに水道水を入れて飲んだものである。
ところが、今や水はお金を出して買う時代で、水を飲みたい場合はコンビニ、自動販売機などでペットボトルを買い求めるのが一般的であろう。
そういうことも相俟って、ランチは事務所近くの店で取る当方は、その店がどういう方法で水のサービスをしているかを常にチェックしている。
これについてはいくつかのパターンがある。
まず、ウォータークーラーを見える場所に置いている店で、このような店が出す水は間違いない。
一番多いのがテーブルに水さしを置いておくか、置いていない場合であっても店員を呼ぶと水さしを持って水を入れに来る店である。
その場合、その水さしの水が厨房内のウォータークーラーであれば問題ないが、厨房の全貌まで客席から見ることはできないので、水さしの水がウォータークーラーから注がれたものか、水道水から注がれたものかは判別することは難しく、そのような場合は、必要最小限の水しか飲まない場合が多い。
ただ、当事務所の事務局の女性から、一見蛇口から直接水さしに水道水を注ぐように見えたとしても、それが蛇口一体型浄水器であるかもしれないとの指摘があった。
彼女のご実家は和食店を営んでおり、その指摘はさすがにご実家が和食店を営んでいるゆえの指摘だった。
しかし、彼女の指摘を持ってしても、全ての飲食店の厨房がそのような設計になっているとは思えず、やはりそのようなやり方で水を提供する店に対しては全幅の信頼を置くことができない。
論外なのが客席から見える形で水道水の蛇口から水さしに水を注ぐ店である。
仮に当事務所の事務局の女性が言うように、それが浄水器が内蔵された構造の蛇口だったとしても、客に水道の蛇口から水さしに直接水を注ぐ様子を丸見えにしている点で、非常に厳しい意見かもしれないが、それは飲食店として論外であるとの判断をせざるを得ないと思う。
そのような店には、たとえ料理がどんなに美味しくても、二度と足を運ぶことはない。
知り合いの経営コンサルタントから聞いた話であるが、少しでも付加価値を付けるために、店の目立つ場所にウォータークーラーを設置して、その店は水のサービスはちゃんとウォータークーラーを使っていることを積極的にアピールすべきことをクライアントの飲食店に積極的に勧めているとのこと。
おそらく、当方のように、水がどうやって客の前に出されるかを注視している客も多いと思われる。
そのような客が、その店の水のサービスに問題ありとの判断をした場合、その客だけがその店に行かないだけではなく、その地域に客の自宅、職場がある場合、その何倍もの客がその店に足を運ばなくなる確率が高くなると、先のコンサルタントは言っていた。
「たかが水、されど水」なのである。

投稿者 田瀬英敏法律事務所(恵比寿の弁護士)

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