田瀬法律事務所の日記

2012年2月29日 水曜日

女性タレントと自称占い師の騒動

一般の新聞、テレビでは殆ど報道されておりませんが、女性タレントと自称占い師の騒動が情報番組や週刊誌の格好のネタになり、二人と関係者が住むマンションには取材陣が張り付いて家賃不払によるマンションの明渡裁判の様子などを連日報道しております。
当方もテレビの情報番組と週刊誌などで得た情報しか知りませんが、その限りで事の顛末を簡単に述べると次のようになるでしょう。
女性タレントは数年前から自称占い師を名乗る中年女性に心酔し、親族や知人・友人との連絡を絶って、自称占い師の言うがままになったようです。
言わば、女性タレントは自称占い師からマインドコントロールを受け、タレント業も事実上放棄し、挙句の果てに借りているマンションの家賃を滞納して家主からマンションからの明渡を求められる裁判を起こされたというものです。
マインドコントロールというと霊感商法で大きな社会的な非難を浴びた悪名高い某キリスト教系宗教団体やオウム真理教などが頭に浮かびます。
某キリスト教系宗教団体は未成年者を含む数多くの信者にマインドコントロールを施して、信者の財産を収奪したり、或いは霊感商法の担い手として、この団体の手足として使うことで他人の財産収奪に関与させたりするなど、世間から大きな非難を浴びました。
またオウム真理教は、マインドコントロールされた信者がサリンの散布や脱会しようとした信徒の殺害などの凶悪事件に巻き込み、凶悪犯罪を引き起こした信徒が高学歴であったり医師だったりであったことでも世間の注目を浴びました。
当局は早い段階から、それらの団体の活動が社会に害悪をまき散らすものとして注視していたことは間違いないと思います。
ただ、憲法で保障されている信教の自由が壁になって、なかなか強制的に踏み込むことが出来ず、当局が両団体に強制的に踏み込んだ時は、非常に大きな被害が出た後だったのが何とも残念でした。
それに比べ、女性タレントと自称占い師の女性の騒動はよくある話で、成人の女性が自称占い師を名乗る女性のマインドコントロールにあってタレント業を事実上放棄したり、結果的に財産を食いつぶされてしまったことは、まさにその女性タレントの自己責任としか言いようがなく、女性タレントがタレント生命を失ったり、借りているマンションの明渡訴訟を提起されたりすることは、その女性タレントの不徳の致すところで、連日公共の電波を使ってテレビで流す程のものか、大きな疑問を抱かざるを得ません。
無論当方も自称占い師を名乗る女性の方の方を持つわけでは毛頭ありません。
しかし、結婚をエサに女性から金品を騙し取る結婚詐欺師は、男女問わずいつの世にもいるものです。
また、この自称占い師のように、占いを使うことで他人をマインドコントロールし、結果的に金品を事実上騙し取るようなことは、有名な女性タレントが被害に遭ったため今回は世間の注目を浴びたわけですが、大変な数に上ると考えてよいでしょう。
女性タレントの両親のことを思えば気の毒かもしれませんが、まだマンション室内に引き籠っているだけ、ある意味不幸中の幸いであると考えることも出来ます。
もし、この女性占い師が極めてタチの悪い人物であれば、この女性タレントの知名度を利用して自分の金儲けの道具に使って、更なる大きな被害の連鎖を生んでいたかもしれません。
この女性タレントは同年代の女性とコンビを組んで、近時はMCとしての活躍が目立っておりました。
芸能界の立ち位置としては女性版の爆笑問題と言ったところで、当方も割と好感を持っていたタレントであっただけに、自らの不徳の致すところとは言え、事実上タレント生命を失ってしまったことは残念に思います。

投稿者 田瀬英敏法律事務所(恵比寿の弁護士)

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